千葉市 おゆみ野 歯科 歯医者 矯正歯科 - 「吉本矯正・歯科」
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乳歯列期では歯と歯の間に成長空隙、霊長空隙が見られますが、最近のお子さんの歯並びではこのような空隙が少なくなり、乳歯列期から叢生が生じるお子さんも多くなりました。
下顎の乳歯列が小さくなると、第二乳臼歯の遠心面に沿って永久歯である第一大臼歯が近心に傾斜しながら斜めに萌出します。その結果、乳歯に更なる叢生が生じます。その後7〜8歳の頃に萌出する前歯部永久歯にも叢生がみられます。この時点で永久前歯4本の叢生を治すと、側切歯と第一大臼歯の間隙は狭くなり、今後萌出する3本の永久側方歯群のスペースは足りなくなります。その結果、犬歯が八重歯となるか、第二小臼歯の埋伏や舌側転位が生じやすくなります。
この叢生をどのように矯正すればよいでしょうか? 当院では、早期に第一大臼歯にバンドとリンガルアーチを装着して、大臼歯の近心傾斜を遠心側に整直させます。整直させれば、口唇や頬筋によって前歯・側方歯群の叢生も是正されるため、咬合誘導を行います。
少しの叢生でも放置していると徐々にドミノ倒しがひどくなり、叢生が著しくなり、後にカリエスや歯周病のリスクが高くなります。このように治療していれば、大切な永久歯を抜かなくて済みます。このような症例の場合は、混合歯列の時期より、矯正専門の先生に相談していただきたいと思います。
この患者さんは数年前、4本の小臼歯を間引きして矯正治療された方です。保定装置をあまり使用しないで、メインテナンスを怠っていました。矯正治療終了2年後頃より、上顎前歯部に空隙が生じ食物残渣が挟まるとのことで来院されました。矯正治療の際、上下顎の頬側のワイヤーを締めたことで、上顎犬歯咬頭が舌側に倒れ、下顎犬歯の頬側に咬み込んできます。その結果、下顎前歯に過剰な力が加わり叢生が再発し、矯正治療後の後戻り(リラップス)が生じました。矯正治療終了後も正しい咬み合わせを維持するためにメインテナンスは継続することは重要です。
学校歯科検診で行われている歯列不正に対する検診判定表です。正常、要観察、要精密検査の3段階に判別され、この検診の結果がご父兄の方に通知が送付されるのは、要精検のみとなっています。たとえば受け口の場合、永久歯の3本以上咬み合わせが反対で要精検となります。ご父兄の方もこの程度の不正咬合になると判別可能と思われます。通知が送付されないので安心かというと、そうではありません。学校では要観察の途中段階もチェックはしますが、その段階では通知はされません。
欧米では6歳頃になれば、矯正治療を受診し、ドミノ倒しになる前に、必要なら矯正歯科治療を始めます。早期から、ドミノ倒しが生じないように治療ではなく予防を行うことが重要と考えられています。
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